日语中的谚语和惯用语（系列五）

　　

　　上几期我们一起学习了在日语中的谚语和惯用句諺シリーズ①、諺シリーズ②諺シリーズ③，諺シリーズ④，今天我们继续来学习一下吧。

　　日语中的谚语和惯用句，能反应出日本独特的地理位置、文化底蕴、日本人的思维方式以及和中文千丝万缕的关系。

　　本篇为大家总结的谚语里，除了对应的中文意思以外，还有在特定场景下的例句，供大家学习和参考。

　　快来看看你都知道哪几句吧：

　　一贫如洗----「赤贫洗うが如し」

　　（せきひんあらうがごとし）

　　解説：洗い流したかのように家の中に何もないほど貧乏であること。赤貧の「赤」は何もないという意味で、例えば中国語の「赤手空拳」に当たる日本語の「徒手空拳」は手に武器になるようなものを何も持っていないという意味です。また「赤裸」はなにも着ていないこと、「赤心」は偽りのない、真心という言葉のように赤貧は明らかにもないほど貧乏な状態で、つもり超貧乏だ。

　　例一：90年代の留学生は赤貧洗うが如し貧乏だから、生活費どころか学費までアルバイトで稼がなければならなかった。

　　例二：学生時代彼は赤貧洗うが如し生活を送っていたが、学校での成績はすごく優秀だった。

　　例三：高橋商事はいま世界トップクラスの優秀企業だが、起業初期はまさに赤貧洗うが如しだった。

　　一星半点----「爪の垢ほど」

　　（つめのあかほど）

　　解説：爪の先にはいくら垢がたまっても知れていることから、ほんのわずかな量の例えです。極めて少量のもの。ごくわずか。

　　例一：犯人のトリックは完璧に思われたが、名探偵の田中にとっては爪の垢ほどのミスも見逃すことがないのだ。

　　例二：おまえはお兄さんの爪の垢ほどでも見習って、もう少し勉強したらどうだ。

　　例三：健太君のことだから、爪の垢ほども信用できないやつだ。

　　有备无患----「備えあれば憂いなし」

　　（そなえあればうれいなし）

　　解説：日頃からしっかりと準備を整えておくと、いざという時に慌てなてすむ、何も心配はいらないというたとえ。日頃の準備が非常に大切であるということ。

　　例一：明日のプレゼンの資料をもう一回確認しておいてください、備えあれば憂いなしと言いますからね。

　　例二：いつ災害に見舞われるか分からないから、普段から備えあれば憂いなしと考えて準備しておきましょう。

　　例三：明日は面接だから入念に準備しよう、備えあれば憂いなしだから。

　　对牛弹琴----「馬の耳に念仏」

　　（うまのみみにねんぶつ）

　　解説：人の意見や忠告に耳を貸さず、まったく効果がないことを意味しています。

　　例一：頑固な田中さんのことだから、何を言っても無駄だ、まさに馬の耳に念仏だ。

　　例二：健太君には馬の耳に念仏のようで、何度注意しても部屋の片付けをしなかった。

　　例三：周りの人はいくら忠告をしても馬の耳に念仏で、彼を変えることは彼自身しかできないだろう。

　　隔岸观火----「対岸の火事」

　　（たいがんのかじ）

　　解説：他人にとっては重要なことでも、自分にとっては関係がないため、痛くもかゆくもないことのたとえ。自分に災いをもたらす心配がないので、向こう岸の火事だから、自分にとっては何の苦しみもないことを意味しています。

　　例一：

　　玲子：夏休みはいよいよ終わりますね。

　　健太：そうだね、翔君は宿題がまだ半分しかやってないらしい。

　　玲子：それは大変だ、この二日間は徹夜しなきゃ間に合わんだけどね。

　　健太：まあ、私たちにとっては対岸の火事だね。

　　玲子：そうだね、早めにやっておいてよかったわね 。

　　例二：他人のミスも対岸の火事としないで、社内全体の問題として対策を考えよう。

　　例三：コロナの影響で旅行会社が次々と倒産され、私たちホテル業界にとっては、もはや対岸の火事ではないだろう。

　　一箭双雕----「一石二鳥」

　　（いっせきにちょう）

　　解説：何か一つのことをして、二つの利益を一緒に手に得られることを言う。一つの石を投げて、二羽の鳥を一度に撃ち落とすことから由来している。

　　例一：美容のために早起き早寝を一か月続けた結果はクマがすっかりなくなり、午後の授業も全然居眠りがなく勉強に集中できて、一石二鳥だ。

　　例二：自動車より自転車で移動した方が、ガソリン代の節約もできるし、環境にもやさしいため、本当に一石二鳥だ。

　　例三：あの人は趣味を仕事にして、好きなことをして結構な給料ももらっていて、一石二鳥だ。

　　（部分例句来源自网络）

　　

　　文字/大原刘老师编辑/LILI图片/来源自网络

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