中日双语|民间外交官

栏目:教育管理  时间:2023-01-23
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  今天我们继续推送“熊猫杯”日本青年感知中国征文大赛获奖作品,一起来看看南爱莉与中国的故事吧!

  

  南? 爱莉

  青山学院大学学生

  看来人在受到冲击时,确实会头脑空白。

  2019年夏天,我和一位中国朋友在加拿大登山。一路上我们用汉语对话,最终成功登顶。正欣赏山顶美景时,背包突然被人踢踹。身后坐着的两位日本女生用日语对我们说:

  “碍眼的中国人,快回国去吧!”

  这两位女生看起来与我们同龄,可能以为我俩都是中国人,不懂日语。思考如何回复之时,身旁的中国朋友问我:

  “小爱,她们在说什么?”

  我说不出口,也不能说,但又必须说点什么。刹那间,感觉时间都停止了。经历10秒左右的头脑空白后,我灵机一动:

  “包下面有虫!”

  回到酒店后,我思考良多。“她们那句话是在歧视中国人吧?”……该怎样用日语回应呢?为避免类似的事情再次发生,能做些什么呢?我只是个大学生,能有什么办法呢……想到这里,我便停止了思考。“既然无能为力,那也没办法了”。我不经思索地下了这个结论。

  一年后的2020年秋天,我在社交媒体上看见了一则推送——“现招募有志增进中日两国青年友好和相互理解的有识之士参与活动”,脑海中浮现出一年前登山的场景。点击链接进入后,“中日青年代表论坛”的导引网页弹出。这是日本内阁府组织的中日青年友好交流活动,交流主题为“疫情背景下中日青年亟待发挥的作用”。或许它能帮助我找到一年前那个问题的答案。于是,我立即报了名。复试面试时,考官问我:

  “活动结束后,你会如何利用活动中积累的经验,为社会做贡献?”

  对此,我毫无头绪,脑子一片空白,甚至不记得当时作何回答,可能情急之下说了些什么吧。但很意外的,几天后我接到复试通过的通知,得以参加活动。

  我所属小组的讨论主题是“科学技术”。组内中方成员介绍了一些我们较为陌生的中国科技,例如能在街上巡逻的自主型智能机器人。“如果日本街头也引入这样的机器人,大家能够接受吗?”正当我思考之时,一位日本学生发问:“多数日本人看见这样的机器人,会认为自己的行动被监视了。大家觉得呢?”我和他的想法不谋而合。紧接着中方组员的回复令我颇为惊讶。“中国正在关注,并致力于打造人与科技互助共存的和谐社会。”原来中国人是这样想的。我由此接触到了一种新的价值观。那时我才意识到,或许正是这些想法和文化的差异,扩大了中日两国民众的心理距离。那么,只要能将中国人的价值观和文化介绍给日本人,问题便迎刃而解。于是,我找到了自己力所能及的努力方向。

  活动结束后,去年3月,我开始在东京都日中友好协会实习,负责管理微传播平台。除了传播中日相通的价值观和文化以外,我还发布了中国时下热门话题的相关内容,以便日本人更加全面地了解中国。通过这段经历,我有了新的感悟。中日民众常用的社交平台各不相同,因此影响了彼此的信息共享。或许这是两国民众产生心理距离的原因。正因如此,能够为两国社交平台架起连通的桥梁,我才更加感到自豪。

  山顶一事后苦思冥想的那个难题和2020年秋季面试时无法回答的问题,我终于找到了答案。我可以很自豪地说:

  “希望能作为民间外交官,起到连通中日两国的桥梁作用,以此为社会做贡献。”

  获奖感言

  非常荣幸能够获奖。如今,我正在向中国研究生院提出入学申请。如果能在文章刊登之日收到第一志愿学校的录取通知,那就是喜上加喜!这是我书写获奖感想时的心境。除了收到录取通知以外,也期待能和各位获奖青年一同访华。我将继续努力,争取进步。

  民間外交官

  南? 愛莉

  青山学院大学学生

  どうやら人間、衝撃を受けると本当に時が止まったように感じてしまうみたいだ。

  2019年の夏、私はカナダで中国の友人と山登りをしていた。中国語で話しながら山頂まで行き、絶景を楽しんでいたその時だった。後ろに座っていた同世代の日本人女性2人が私達のバッグを足で蹴り、日本語でこう言った。

  「邪魔なんだよ中国人、国に帰れよ」

  きっと2人は、私たちがどちらも中国人で日本語は分からないと思ったのだろう。そんなことを考えていると中国の友人が私に尋ねた。

  「小爱,她们在说什么?」

  言えない、言えるわけがない、でも何か言わなきゃ。自分の体感で10秒ほど時が止まった後、やっと言葉が出てきた。

  「包下面有虫!」

  滞在先に戻った後色々考えてみた。「その発言って差別ですよね?」日本語で言い返せば良かったのだろうか? このようなことが二度と起こらないようにするにはどうすればいいのだろう? でもただの大学生にできることは無いだろうし... そこでもう考えるのを止めてしまった。私には何もできないからもう仕方ないのだ、そう勝手に結論づけた。

  それから1年が経った20年の秋、SNSである投稿を見つけた。「日中青年相互の友好と理解促進目指す参加者を募集します」。1年前のあの場面が浮かんだ。URLを押してみると、内閣府の日中青年親善交流事業である「日中代表ユースフォーラム」の案内が出てきた。事業の交流テーマは「ウィズコロナ時代に求められる日中青年の役割」、私が1年前に悩んでいたことの答えが見つかるかもしれないと思いすぐ応募した。だが二次審査の面接であることが起きた。

  「事業終了後、この経験をいかしどのように社会に貢献していきたいですか?」

  と質問されたのだ。私の頭は真っ白になった。その時何と答えたのかは覚えていない、きっとパニックになりながら何か言ったのだろう。しかし数日後に選考通過の連絡が来た、事業に参加できることになったのだ。

  私のグループのディスカッションテーマは「科学技術」。中国側の発表では、街中をパトロールする無人のロボットなど、日本では馴染みのないものが紹介された。ある日本人学生が中国の学生にこう質問した。「多くの日本人はこのロボットを見ると、誰かに監視されている気分になってしまうと思う。皆さんはどう考えますか?」まさに私が思っていたことだ。すると中国側から驚くべき答えが返ってきた。「私達は、人間と技術が協力してより暮らしやすい社会をつくることに目を向けています」。そんな考え方があったのか、新しい価値観に触れた。きっと日本人と中国人の心の距離を広げてしまうのは、このような考え方や文化の違いなのではないか? それなら、中国の人たちが持っている価値観や文化を日本人に広めていけばいいのだ。

  事業終了後の21年3月から、私は東京都日中友好協会でインターンを始めた。協会SNSの管理を任せてもらい、中国人の価値観や文化はもちろん、中国トレンドなども日本人に知ってもらうために情報を発信している。この活動を通しても新たに気付いたことがある。日中で親しまれているSNSは異なるため共有できる情報も異なり、それが民間の心の距離を生む原因にもなり得るということだ。だからこそ、両国のSNSを繋ぐ役割を今果たせていることに誇りを持っている。

  あの山頂での出来事からずっと考えてきたが答えが見つからず、さらに20年の秋にも答えられなかったあの質問、今なら自信を持って答えることができる。

  「民間外交官として日中両国を繋ぐことで社会に貢献したいです」

  受賞の感想

  受賞することができ、非常に光栄に思います。私事ではありますが、現在私は中国の大学院の出願真っ盛りで、このコメントが紙面に掲載されている頃には第一志望の大学院の合格通知をもらえていたらうれしいなと思いながら書いています。大学院合格そして受賞者の皆さまと訪中できることを楽しみに、引き続き精進します。

  翻译:黄泽西

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